採用担当になりたての皆さん、「求人広告代理店」をご存じですか？

求人広告代理店は、数多くある求人媒体の中から、自社の求人内容に最適なサービスを提供してくれる、心強い存在です。

今回は、求人広告代理店の基礎知識から、利用するメリット、代理店を選ぶ際のポイントまでを幅広くご紹介します。
この記事を読んで、採用活動に有効な手段である求人広告代理店の基礎知識をしっかり身につけましょう。

 

広告代理店は各種メディアからおすすめを提案してくれるところ

 

採用活動を成功させるポイントの一つは、応募者の母集団形成です。
多くの求職者に自社の求人情報を知らせ、応募につなげるのが採用活動の王道といえるでしょう。

母集団形成に有効なのが、求人広告メディアの活用です。
webサイトなどに自社求人を掲載すれば、多くの求職者の目に留まります。

しかし、世の中にはたくさんの求人広告メディアがあり、どこに掲載すべきか悩む方も多いはず。
そんなとき強い味方になるのが、これから紹介する「求人広告代理店」です。

 

求人広告の掲載方法は2種類

求人広告をメディアに掲載する場合、2通りの方法があります。

1つ目は直接求人サイトを運営する企業に依頼する「直販」。
2つ目は「求人広告代理店」の経由です。

①自社メディアに掲載する「直販」

直販とは自社で求人メディア等を運営する企業に、直接求人広告の掲載を依頼する方法です。
大手求人サイトとしては、リクナビやマイナビなどがあります。

サイトごとに得意とする業界や業種があり、掲載プランも複数ある場合がほとんどです。
そのため自社にマッチする求人媒体を選び、適したプランで掲載できるよう、担当者と相談し掲載を進めます。

②複数メディアから選ぶ「求人広告代理店」

数多くあるメディアの中から最適な提案を得られるのが、「求人広告代理店」です。

求人広告代理店は、直販企業を代理して企業に求人広告枠を販売します。
複数のメディア情報を比較検討し、自社におすすめのサイトを紹介して手続きを代行してくれるのです。

複数の求人メディア会社と提携があるため、求人広告代理店を使えば、幅広い求人メディアを掲載先に選べるでしょう。

 

直販と代理店を徹底比較！おすすめはどっち？

直販と代理店、どちらを選ぶべきか迷っている方はいませんか？
両者の異なる魅力を理解したうえで、自社にあった方法を選択するのが、選び方のポイントです。
以下では、直販と求人広告代理店の魅力、注意点などを紹介します。

ベテラン採用担当者には「直販」

直販の最大の特徴は、以下の3つです。
1. 自社メディアの特性を知り尽くした担当と二人三脚で求人活動を行える
2. サービスの最新情報・追加オプションを提案してもらえる
3. 自社に合ったメディアを企業側が選別する必要がある

直販は担当者のサポートを受けつつ、自身で選択を行う必要がある依頼形態です。
そのため、採用担当者がメディア情報を把握している場合におすすめといえます。

新任採用担当者向けには「求人広告代理店」

求人広告代理店の特徴は、以下の3つです。

1. 複数メディアの中から最適な求人媒体を紹介してくれる
2. 担当者が各メディアの特徴をよく把握しており気軽な相談が可能
3. 最適解が用意されているのでメディア選別にかかるリスクを抑えられる

求人メディアに関する知識があまりない採用担当者の場合、最適なメディアを自身で選べない可能性も否めません。
求人広告代理店を利用すれば、メディア選別にかかるリスクを抑えやすい傾向にあります。

 

求人広告代理店選びのポイント3つ

求人広告代理店選びのポイントは、以下の3つです。

1. 取り扱いメディア数を確認する
2. 採用実績をもとに選ぶ
3. 営業の専門性・人間性を見極める

各ポイントを以下では紹介します。

①取り扱いメディア数を確認する

求人広告代理店の最大の魅力は、多数のメディアを比較検討できる点です。
提携メディアが少なければ、十分な比較検討ができず、魅力が半減します。

代理店を選ぶ前には、ホームページや会社案内資料などを確認し取り扱っているメディアの数や種類を把握しましょう。

②採用実績をもとに選ぶ

過去のクライアント事例を見て、採用実績を確認するのも必要です。
実績を見れば、お店が企業の採用へ貢献をしているかを確認できます。

業界や職種により攻めるべきポイントや注意点は、大きく異なります。
自社の業態・求人職種と近しい実績のある代理店を選べば、成果は高まるでしょう。

③営業の専門性・人間性を見極める

営業担当者のスキル・人間性を見極めるのも大切です。

同じ媒体でも担当が転職動向や各求人メディアの情報に精通しているか否かで、採用確率は大きく変動します。

求人メディアに関する情報などをいろいろ質問し、担当者の専門性をチェックしましょう。

営業担当者は自社の採用活動を手助けしてくれる大切なパートナーです。
「この人なら大丈夫」と思わせてくれる人間性も、重視すべきポイントといえます。

 

まとめ

求人広告代理店は、複数の採用メディアから最適な媒体を企業に提案し、求人活動をサポートしてくれる心強い存在です。
うまく活用すれば、新任の採用担当者でも効果的な採用活動ができるでしょう。

営業担当者とのやり取りで採用メディアに関する知識が得られるのも、求人広告代理店を利用する魅力の一つです。

求人広告代理店を有効活用して、自社の採用活動を強化しましょう。