お役立ちコラム

簡単な求人サイトの比較方法!企業側が選ぶ最適なサイトの選び方

「中途採用者を募集しても、ほしい人材が集まらない」
「複数の求人サイトに掲載しているけれど、掲載費用に見合った採用ができない」

中途採用者の有効求人倍率は2倍を超えているため、採用がうまくいかない企業の方が増えています。転職を希望する1人に対し、採用したい企業が2社以上あるような状況が続いているのです。

中途採用の求人サイトで採用媒体の一覧のなかから選択しても、掲載費用がかかり経費が増えます。求人広告の媒体を比較し、最適な求人サイトを選びコストを抑えたいと悩む企業の方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、たくさんある求人サイトの種類や特徴を知り、募集内容に最適な求人サイトを選ぶ方法を紹介します。

 

無料から有料まで|求人広告の特徴と6つの種類

企業が正社員やアルバイトを募集するのに適した求人広告は、無料・有料さまざまです。

さらにSNSの発展により、企業がダイレクトに採用活動ができるサービスも始まっています。以下では、求人を募集する方法を紹介します。

Webサイトに掲載

求人募集の掲載は、求人広告サイトに掲載するのが一般的です。

主な求人広告サイトと特徴をまとめたため、Web採用サイトを探す際の参考にしてください。

紙媒体

紙媒体の求人雑誌は、求人広告サイトに比べて地域が限定的です。
求人広告に比べて費用が抑えられるのはメリットといえるでしょう。

ただし、紙の冊子をよく読む中高年層をターゲットにしていると、求人広告サイトより効果が高くなる場合もあります。

紙媒体でコスパのよい求人誌は、上記の通りです。ぜひ募集掲載を考える際の参考にしてください。

検索エンジン型

検索エンジン型の求人サイトは、情報をあらゆる媒体から収拾しています。

主な検索エンジンは、以下の4つです。

掲載費用は無料のものが多く、費用を抑えられるのが特徴です。ただ、掲載件数が多いため、競合が多く情報が埋もれやすい傾向にあります。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングサイトは、求職者をデータベース(DB)で管理する求人広告です。
企業側が直接求職者にアプローチできるのが、この求人広告のメリットでしょう。

ダイレクトリクルーティングのサイトで知られているサイトは、以下のとおりです。

キャリアや職種に特化したサイトが多いのが、ダイレクトリクルーティングの特徴です。
しかし、会員一人ひとりにアプローチせねばならず、採用工数が増えるのがデメリットといえます。

SNS

SNSの企業アカウントを活用して、投稿や広告を展開して求人を募集する方法がソーシャルリクルーティングです。使われるSNSには以下のものがあります。

● Twitter
● Facebook
● Instagram
● LINE など

若年層はSNSを利用している方が多く、利用してリアルな情報を求める傾向にあります。SNSを通じて採用活動を行えば、就職希望と転職希望の両方にアプローチが可能です。

SNSはコストを抑えて運用可能で、リアルな情報を随時発信できます。情報は広がっていく可能性も高いため、最近注目されている採用方法です。

転職エージェント

転職エージェントは専門のキャリアコンサルタントが、就職や転職をサポートしてくれるサイトです。就活生の自己分析シートの作成サポートや、面接対策や経歴書の書き方など、就職に向けたサポートを実施します。

転職エージェントのなかでも特色のあるサイトは次のとおりです。

● 就職エージェントneo:豊富な経験を持つアドバイザーによる手厚いサポート
● キャリアチケット:現場を視察した会社のみ厳選して紹介

転職エージェントは企業の紹介や面接の段取りも代行してくれるため、該当業務を依頼したい方はぜひ利用しましょう。

 

求人掲載サイトを選ぶポイント

求人サイトにはそれぞれ得意とする業種や職種があります。
求人サイトのなかでも大規模なサイトは、求職者の登録者数が多いので求人情報も多く表示されがちです。

多数の求職者が登録しているサイトは、掲載費用も高額になります。
以下ではサイトの特徴を活かし、効率よく求人を掲載するポイントを紹介します。

①ターゲットとする求職者が多いか

求人サイトにより登録している求職者には特徴があります。20代~30代が多い、プログラマーが多く登録している・地方の求人に強いなど求人サイトにより特徴は異なります。
以下では、求人サイトの選択ポイントを一部紹介します。

求人をうまく成功させるには、自社の求人募集内容に合致するサイトに掲載を行いましょう。

②求人サイトの付属機能やオプションが充実しているか

求人サイトを選択する基準として大切なのは、付属機能やオプションが充実しているかです。付属機能やオプションは以下のようなものです。

● 求人原稿の修正が可能か
● スカウトメール機能は搭載されているか
● メールの一括送信機能は付与されているか

原稿内容の修正が1度しかできないと、変更や修正があると都度、求人情報を新規作成せねばなりません。
求人サイトによって、オプションや特典・機能が付与されています。スカウトメール機能が搭載されていると、ダイレクトリクルーティングも可能です。それぞれの特徴を捉え、効果的なサイトを選びましょう。

③掲載費用がコストに見合っているか

求人サイトに求人情報を掲載するには、掲載費用がコストに見合っているのか見極めねばなりません。掲載費用が発生するタイミングは、初期投資型なのか、成果報酬型なのかにより変わります。

● 採用決定してから手数料を支払う成功報酬型
● 広告掲載費用を支払って求人サイトに掲載する初期投資型

アルバイトの求人の場合は、求人情報誌に掲載費を支払って掲載する初期投資型がよいでしょう。新卒採用や正社員の中途採用の場合は、どちらにするのかを検討せねばなりません。

 

まとめ

求人サイトは初期投資型、成功報酬型と掲載費用や採用コストをかけるタイミングが異なります。採用人数や業種によっても掲載すべきサイトはおのずと変わるでしょう。

地域限定でアルバイトを募集したいときは、紙媒体の求人広告で募集するなど、応募内容によっても使い分けが必要です。
最近では企業側が直接求職者にアプローチするダイレクトリクルーティングや、SNSを活用した採用活動も活発化しています。

求人サイトだけでなく公式サイトにも力を入れ、採用活動を成功させましょう。

 

関連記事