従業員エンゲージメントの上げ方を解説!メリットと7つの方法を紹介
従業員のエンゲージメントとは?上げ方にはどんな方法がある?と気になっていませんか?この記事を読めば、従業員のエンゲージメントの具体的な上げ方やメリットがわかります。
すぐに行動できない場合でもエンゲージメントを上げるためにサポートしてくれる窓口も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
従業員エンゲージメントの上げ方とメリットについて
エンゲージメントは、契約・約束・婚約などの意味を持つ英単語「engagement」からきています。ビジネスにおいて利用する場合は「深い関係性」を示すと捉えるのが一般的です。
モチベーションとはニュアンスが違います。個人のやる気ではなく、会社に対する関係性ととらえましょう。
従業員のエンゲージメントを上げると、組織に対して自発的に行動して良い結果をもたらしてくれます。メリットは大きく分けて3つです。
- 離職率をダウンできる
- 生産性や顧客満足度を高められる
- 業績がアップする
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。
離職率をダウンできる
従業員のエンゲージメントを上げると、離職率を下げられます。
時間とコストをかけて採用した人材が早期離職すると、企業にとっては痛手を負います。新たに採用活動する手間がかかるため、時間とお金を無駄にしかねません。
離職率が下がると、結果的に採用のコストダウンにもつながるため大きなメリットが得られるでしょう。
生産性や顧客満足度を高められる
生産性や顧客満足度がアップするのも、従業員のエンゲージメントを上げるメリットです。
従業員が組織に貢献するために、積極的に仕事に取り組むようになれば、質の高い製品・サービスで顧客満足度を高められます。また、作業効率が良くなる可能性もあります。
業績がアップする
従業員のエンゲージメントを高めると、企業の業績が上がりやすいです。
自発的に仕事に取り組む社員が増えれば、生産性が上がったり、契約件数が取れたりします。最終的に企業の業績アップに繋がります。
エンゲージメントをしっかり高めて従業員の士気を上げ、会社全体の利益をぜひ向上させてください。
従業員エンゲージメントの上げ方は7つ
従業員のエンゲージメントの上げ方は7つあります。
- ビジョンを共有する
- 働きやすい環境を個人で選べるようにする
- 従業員の成果を評価する
- 社内のコミュニケーションを円滑にする
- 従業員の自己成長をサポートする
- 心身ともに健康でいられるような支援をする
- 特性や能力に合わせた人事配置にする
- 社会や会社に貢献している実感を持ってもらう
7つとも重要な項目であるため、すべて詳しくチェックしましょう。
ビジョンを共有する
まず、組織が目指すべきビジョンを従業員に共有しましょう。行動する目的を掲げて、心情に訴えかけるのが重要です。
大きな共感を得られれば、従業員のエンゲージメントが高まります。
ビジョンについては、何度も繰り返して訴えかけるのが大事です。組織カルチャーにまで浸透すれば、働く意義が明確になるでしょう。
働きやすい環境を個人で選べるようにする
働きやすい環境を選べるようにするのも、従業員のエンゲージメントを上げるのに効果的な方法です。
例えば、会社までの通勤時間が長くライフワークバランスが崩れかけている従業員に対しては、出社とテレワークを選択できると働きやすい環境になります。
また、フレックスタイム制を導入すると子育てや介護でプライベートも忙しい方でも活躍しやすくなるでしょう。なお、大手企業には週休3日制を導入しエンゲージメントアップをはかっているところもあります。
従業員の成果を評価する
エンゲージメントを上げるためには、従業員の成果を評価するのがとても大切です。
管理職の方は、部下に自主性を発揮させて、努力と成果を認めてあげましょう。挑戦するための心理的安全性を高めると、モチベーションとエンゲージメントが上がります。
組織全体で、成果を評価する制度を導入できるとよいでしょう。
社内のコミュニケーションを円滑にする
社内のコミュニケーションを円滑にすれば、従業員のエンゲージメントが上がりやすいです。
例えば、上司との1on1で話す時間を設けたり、部署を超えたコミュニケーションの場を意識的に増やしたりするなどの施策が挙げられます。
社内のコミュニケーションを活発な組織は、エンゲージメントが上がりやすい傾向にあるのも現状です。
従業員の自己成長をサポートする
従業員のエンゲージメントを上げるためには、個人の成長をサポートするアプローチもあります。
例えば、以下のような施策でサポートできます。
- 社内の研修プログラムのテーマを選択制にする
- 外部の研修への参加費用の補助する
- 教材書籍費や資格試験の受験料を負担する
- 特定の資格所持者に給与手当を追加する
やる気のある従業員が成長しやすい環境、サポートする制度を導入すればエンゲージメントが上がりやすいです。
心身ともに健康でいられるような支援をする
従業員のエンゲージメントを高めるには、健康面についてもサポートしましょう。身体だけでなく、メンタルヘルスまで配慮するのが大切です。
また、従業員本人の身体の健康のみならず、家族の心と体の状態まで気にかけられるのがベストです。
従業員の精神的なストレスをケアするため間接的には子育て支援や介護支援なども検討しましょう。
特性や能力に合わせた人事配置にする
チーム文化と大幅に異なるメンバーがいた場合は配置転換を検討するのがおすすめです。
従業員の能力や特性に合わせたポジションのほうが仕事の効率・やりがいが上がります。結果として、エンゲージメントも高まるでしょう。
社会や会社に貢献している実感を持ってもらう
幅広い目線で見ると、社会や組織に貢献している実感があれば従業員のエンゲージメントが高まります。
社会的に意義のある業務を実施していたり、属する組織が社会から注目されていたりするとエンゲージメントのアップにつながりやすいです。社会に貢献している様子を事例も交え、社内外に周知して広める活動も行ってください。
従業員エンゲージメントアップでお悩みなら採用の窓口に相談を!
「従業員のエンゲージメントの上げ方がわかっても、実行に移すのが難しい」「どこかに相談したい」と感じるのであれば、ぜひ採用の窓口にご相談ください。
従業員のエンゲージメントの上げ方から、採用まで幅広くご相談を受け付けています。
専任担当がつき、フォロー体制も充実しています。
まとめ
従業員のエンゲージメントの上げ方は大きく分けて7つです。
- ビジョンを共有する
- 働きやすい環境を個人で選べるようにする
- 従業員の成果を評価する
- 社内のコミュニケーションを円滑にする
- 従業員の自己成長をサポートする
- 心身ともに健康でいられるような支援をする
- 特性や能力に合わせた人事配置にする
- 社会や会社に貢献している実感を持ってもらう
7つすべてが効果的な施策です。従業員のエンゲージメントを上げたいなら、イメージしやすい項目から取り掛かりましょう。