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【2025年卒以降向け】新卒採用で効果の出るインターンシップのコツを解説

「新卒採用で効果的なインターンシップのやり方がわからない」
「2025年卒以降のインターンシップのやり方は?」
などの新卒採用のインターンシップに関する悩みを抱えている方は多いでしょう。

本記事では、新卒採用で効果的なインターンシップを行う方法や2025年卒以降の新卒採用の流れを解説します。新卒採用に課題を感じている方は参考にしてください。

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新卒採用のインターンシップの種類

現在、就職活動で多くの企業が取り入れているインターンシップですが、現在は大きく分けて下記の3種類のインターンシップが行われています。

  • 1dayなどの短期
  • 1週間〜1ヶ月程度の中期
  • 就業しながら学ぶ長期

上記内容を詳しく解説します。

1dayなどの短期

1dayなどの短期インターンシップでは、企業の事業説明会や業界セミナーなどを短期間で行うことがほとんどです。学生の応募数が最も集まりやすいので、母集団形成に役立てられます。

ただし、グループワークなどを行う場合は時間が足りません。そのため、より学生と接点を持ちたい場合や、グループワークを通じて双方の理解を深めたい場合は中期インターンシップの企画を検討してみるとよいでしょう。

1週間〜1ヶ月程度の中期

1週間〜1ヶ月程度の期間で行われる中期インターンシップでは、グループワークや業務体験が中心です。そのため、短期インターンシップと比べ、企業や仕事に対する理解度が高まり、志望度を高められます。

ただし、中期インターンシップは連続日程で行う必要があるため、開催する時期によっては参加学生が集まりにくいです。

就業しながら学ぶ長期

長期インターンシップでは、一定の期間と業務範囲で実際の就業をします。年単位で行われる場合もあり、時給や日給として給与を支払うケースが一般的です。

また、長期的に就業してもらえるため、採用直結を目的として導入する企業も多いです。

 

2025年卒からインターンシップの定義が変わる

2025年卒の新卒採用から採用直結型のインターンシップが公認になったため、今まで以上に選考の早期が進むことが予想されます。

採用直結型のインターンシップが増えると、優秀な学生は内定を獲得できるまでのスピードが速くなりやすいです。そのため、「いかに早期に学生と接点を持てるか」が新卒採用を成功させるカギを握っているといえるでしょう。

また、採用直結型のインターンシップにより選考プロセスが多様化し、これまで以上に選考の早期化が進むかもしれません。その結果、1社内定をもらっても並行して選考を受ける学生が増えることが予想されます。

採用した内定者をいかにフォローして入社につなげるか、企業側のフォローの工夫も必要です。

 

新卒採用で採用直結型インターンシップを企業が導入するメリット・デメリット

2025年卒から当たり前になる採用直結型インターンシップですが、企業が導入する際にメリットとデメリットがあります。それぞれを理解することで、自社にあった新卒採用のやり方を見つけられるでしょう。

メリット

採用直結型のインターンシップは、長期的に実践的な内容かつ社員と同じような働き方をしてもらうため、入社後のミスマッチが生じづらいです。

また、長期インターンシップであれば、意欲の高い学生と接触できるため、優秀な人材を採用しやすくなります。さらに、長期インターンシップは、本選考前の見極める手段として活用できます。

インターンシップを通じて、学生の仕事への取り組み方やコミュニケーション能力がわかるため、自社にマッチする人材かどうかを正しく見極められるでしょう。

デメリット

採用直結型のインターンシップは、採用活動のスケジュールが全体的に前倒しになり、4年生の採用活動と同時並行で進めていけないため、人事の負担が大きくなります。

また、インターンシップからの直採用が可能になったとはいえ、インターンシップからすぐに内定を出すのではなく、選考に進んでもらわなければいけません。

さらに、従来よりも内定者をフォローする期間が長くなるため、採用にかかる工数が増えます。結果的に人事担当者の負担が増えるため、「インターンシップや採用活動にそこまでの労力とコストをかけられるのか」を検討してから導入するようにしてください。

 

新卒採用で効果を出すインターンシップのコツ4選

採用直結型のインターンシップが当たり前になることで、インターンシップのやり方が重要視されます。ここからは、新卒採用で効果を出すインターンシップのコツを4つ紹介します。

コミュニケーションを増やす

インターンシップに参加した学生と社員がコミュニケーションをとることで、学生の企業理解が深まります。その結果、企業への帰属意識が高まり将来的には入社につながる可能性が高まります。

コミュニケーションを増やすためには、業務中だけではなくランチタイムや懇親会など、社員と気軽に交流できる場を設けるとよいでしょう。

適切なサポート体制の用意をする

効果を高めるためには、インターン生が安心して業務へ取り組むことができるサポート体制を用意する必要があります。具体的には、メンターやチューターを配置して、インターンシップでわからないことを気軽に質問できる環境を作りましょう。

インターンシップを円滑に進めるためには、企業の文化やルール、業務の進め方を覚えてもらう必要もあるでしょう。最初は労力がかかりますが、結果的に直接採用につながれば、即戦力として入社してもらえます。

また、中期や長期インターンシップに参加する学生は仕事に意欲的です。指導やサポート体制を手厚くすると「入社後もしっかり育ててくれる」という好印象につながります。指導やサポート体制は、積極的に手厚くしましょう。

適切な時期と条件で就職オファーを検討する

インターンシップ終了後のオファーは、適切な時期と条件で行いましょう。一般的には、インターンシップ終了後のなるべく早い時期にオファーを行ってください。インターンシップ後のオファーが早いと、学生へ採用への熱意をアピールできます。

具体的には、インターンシップ終了後から1週間以内にフィードバックとあわせて採用オファーを出すようにしましょう。その際には1on1の場を設け、オファーの条件や将来のキャリアパスについて明確に説明し、そのうえで学生に検討を促します。

また、1on1のときに具体的な選考フローの説明や入社後の説明もあわせて行うようにしてください。とくに、配属や職種は学生が気になるポイントなので、なるべく丁寧に説明しましょう。ここが不透明な場合、選考への意志が薄れてしまう可能性が高まります。

結果だけではなく取り組み方も評価する

実践式のインターンシップでは、グループワークを行い、最後にプレゼンテーションをしてもらう形式が多いです。その際、それぞれのチームに対して評価をしますが、結果だけではなく取り組み方も評価するようにしましょう。

グループワークのなかでは、コミュニケーション能力や協調性など、結果で現れにくいものもあります。そのため、学生に対し個々の良かったポイントを言及するフィードバックを送ることで、学生の満足度や入社への意思を高めるべきです。

 

新卒採用インターンシップの方向性を採用の窓口に相談しよう

採用の窓口では、新卒インターンシップの方向性相談も受け付けています。適したインターンシップ時期の提案や候補者とのコミュニケーションの取り方などを、採用のプロがアドバイスします。

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インターンシップで新卒採用を効果的に進めよう

本記事では、新卒採用のインターンシップの種類や2025年卒からの新卒採用の変更点、新卒採用で効果を出すインターンシップのやり方を解説しました。

これからの新卒採用はインターンシップが必須になるので、本記事を参考にインターンシップを企画してみましょう。

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