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中小企業が新卒採用で抱える悩みとは?大手に負けない3つの採用ポイント

少子化による労働人口の影響で新卒採用が難しくなっています。その中でも、大企業と中小企業の求人の応募数の差が大きな問題です。実際に中小企業の方は、新卒採用でさまざまな悩みを抱えているのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、中小企業における新卒採用の課題と新卒採用の費用を抑える方法についてご紹介していきます。

 

中小企業における新卒採用の課題

中小企業における新卒採用の課題は以下のとおりです。

● 採用コストをかけられない
● 内定辞退が多い
● 知名度がない

中小企業では、社員の人数が少ないため、一人ひとりに影響が出ます。そのため、中小企業にとって新卒活動は、非常に大きな役割があります。しかし、実際の新卒者の求人数は少ないのが現状です。まずは、課題を把握することが大切です。

それでは、新卒採用の課題を1つ1つ紹介していきます。

採用コストをかけられない

中小企業における新卒採用の課題の1つ目は、採用コストをかけられないことです。採用コストの総額は大手と中小企業では以下の差があります。

● 上場企業:平均1,800万円
● 中小企業:平均375万円

このように予算の規模が小さければ、利用できる採用方法が限られてしまいます。また、中小企業では、採用方法が限られてしまうため、採用の市場や採用ノウハウが蓄積されません。

その結果、採用するための必要なコストや工数を理解できないことにもつながります。コストを抑える採用手法を取るといったような対策を行なうようにしましょう。

内定辞退が多い

中小企業における新卒採用の課題の2つ目は、内定辞退が多いことです。新卒者が内定を辞退する理由は以下のとおりです。

● 企業に対する不信感
● 採用担当者や面接官の印象が悪い
● 自分が働いているイメージがわかない

内定辞退の多くは、採用担当者の内定者のフォローができていないことが原因です。中小企業は大手企業に比べて内定辞退は大きな痛手になります。まずは、採用担当者が「企業の顔」であることを意識するようにしましょう。

知名度がない

中小企業における新卒採用の課題の3つ目は、知名度がないことです。サイト登録の多い有名な求人サイトで新卒採用をおこなっても、大企業の知名度には勝てません。その結果、学生の目に止まることなく、他の求人に埋もれてしまいます。

まずは新卒を採用するためにも、ターゲットを絞り、求人サイトを選びましょう。また知名度がなくても、キャッチコピーなどを工夫するといったような対策も効果的です。

 

新卒採用の費用の相場

新卒採用の費用の相場は、平均560万円です。新卒採用にかかる費用は以下のとおりです。

● 自社の広告費
● 採用ツール作成費
● インターンシップや会社説明会などの運営費

先ほど述べたように、大企業と中小企業では採用コストの総額は大きな差があります。そのため中小企業は、新卒採用の費用をいかに抑えて行なっていくのかが重要です。

 

新卒採用の費用を抑える3つの方法

新卒採用の費用を抑える方法は以下の3つです。

● 内定フォローを徹底する
● 採用費の見直しをする
● 採用代行を使ってコストを削減する

どれも重要なことなので一つひとつ詳しく紹介していきます。

①内定フォローを徹底する

新卒採用の費用を抑える方法の1つ目は、内定フォローを徹底することです。内定辞退は、入社の2週間前までなら法律上問題がありません。そのため、入社日までしっかりと内定者のフォローを心がけることが大切です。

内定フォローは以下のような方法があります。

● 社員との交流ランチ
● 内定者同士の交流
● 企業の情報提供

このように、しっかりと内定者一人ひとりに個別でコミュニケーションをとるようにしましょう。その結果、信頼感を得ることができ内定辞退を避け、新卒採用の費用を抑えることができます。

②採用費の見直しをする

新卒採用の費用を抑える方法の2つ目は、採用費の見直しをすることです。採用費にはさまざまな種類のコストがかかります。採用に関するコストは以下のとおりです。

● 採用担当者の人件費
● 新卒採用者への交通費
● 内定者に対する引越し費用
● 求人広告
● 会社案内の製作費
● 説明会などの会場費

採用費の見直しをするためにもコストを分類し、どこを見直すべきなのかを見極めましょう。

③採用代行を使ってコストを削減する

新卒採用の費用を抑える方法の3つ目は、採用代行を使ってコストを削減することです。採用代行は、採用業務だけでなく、応募者への対応や説明会の運営など一部だけ委託できます。

そのため、業務量の多い仕事は採用代行を使うのではなく分けましょう。採用代行に一部の業務を代行してもらえば、作業の効率が上がり、結果として採用コストを削減することに繋がります。

 

【まとめ】中小企業は新卒採用に力を入れよう

今回の記事では中小企業における新卒採用の課題や新卒採用の費用を抑える3つの方法をご紹介しました。中小企業にとって新卒採用はとても重要な役割を果たします。

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