お役立ちコラム

採用動画の効果とポイント|企業の認知度&採用マッチ度を上げよう 

デジタルネイティブなZ世代が就職活動を行う現代、動画コンテンツを用いた採用活動が広まっています。採用担当の皆さんの中には、採用動画の制作を検討されている方も多いでしょう。

「採用動画を作ってみたいけど、実際に効果があるのだろうか」
「効果的な採用動画を作るうえでのポイントが知りたい」

今回は、このようなお悩みにお応えすべく、採用動画の効果や制作上のポイントを紹介します。採用動画を効果的に活用できるよう、ぜひ確認してください。

 

データで見る採用動画の効果

採用動画の効果について、実際の調査結果を紹介します。レバレジーズ株式会社と株式会社プルークスは、2022年卒の就活生に対して、採用動画視聴に関する合同調査を行いました。その結果、以下2点が明らかになっています。

  1. 採用動画があったほうがいいと思うかの問いに対し、
    合計89%が「とても思う」「思う」と回答。
  2. 採用動画を視聴した学生のうち合計73%が、
    志望動機が「大きく上がった」「上がった」と回答

採用動画は就活生にとって好意的なコンテンツであり、視聴によって志望度を上げる効果があるといえます。

 

採用動画を導入する3つのメリット

採用動画を導入する代表的な3つを紹介します。

  1. 企業の存在を広く知ってもらえる
  2. 視聴者への定着率が高い
  3. 採用のミスマッチを減らせる

動画ならではのメリットを理解したうえでの制作が重要になるため、それぞれ確認しましょう。

1.企業の存在を広く知ってもらえる

採用動画は、企業の認知度アップに有効です。動画をSNSやYouTubeなどで公開すれば、まだ自社の存在を認知していない求職者にアプローチできます。認知度が向上し、魅力を感じる視聴者が増えれば、母集団形成への効果が期待できるでしょう。応募者の母集団形成は、採用においてハードルの高い課題の1つであり、効果的に動画を拡散する工夫が大切です。

2.視聴者への定着率が高い

採用動画は、求人広告や採用サイトなどの文字・画像だけの情報ツールより、求職者の記憶に留まりやすいコンテンツです。アメリカ国立訓練研究所が発表したラーニングピラミッドによると、文字や挿絵などのある「読書」より、画像や音声をともなう「視聴覚」による学習の方が、定着度が2倍高いとされています。目や耳で楽しめる動画コンテンツを制作すれば、求職者に強いインパクトを与えられるでしょう。

3.採用のミスマッチを減らせる

採用動画は、入社後のミスマッチによる早期離職を減らす効果も期待できます。社風や社員の人柄など、文字だけでは伝わりづらい定性的な情報を伝達できるコンテンツが採用動画です。企業のリアルな姿をあらかじめ知ったうえで入社してもらえるので、「思っていた職場と違う」といったミスマッチを防げるでしょう。

 

採用動画で紹介したい3つの内容

求職者の応募意欲を上げるために、採用動画で取り入れたい内容を3つ紹介します。

 

採用動画の効果を上げる制作上のポイント5つ

実際に採用動画を制作する際のポイントを5つ紹介します。せっかく手間やコストをかけて制作する動画が採用実績につながるよう、事前の戦略が大切です。制作を始める前に確認してください。

1.求職者の目線に立ったコンテンツ作り

企業が伝えたい内容ではなく、求職者が知りたい情報を発信するよう心がけましょう。創業の想いや好調な業績など、企業の立場からアピールしたいものはたくさんあります。しかし、求職者に刺さるコンテンツでなければ視聴してもらえません。ターゲットが求める情報が何かを考えて、コンテンツ内容を決定しましょう。

2.動画を掲載する媒体の選定

採用動画をより多くの求職者に見てもらえるよう、掲載する媒体の選定が重要です。会社説明会で活用したり、自社webサイトに掲載したりするのはもちろん、ターゲットがよく利用する媒体をリサーチして掲載するとよいでしょう。YouTubeやTikTokなどの、動画配信サービスを利用する企業も増えています。媒体選定を事前に行っていれば、媒体の特性に合ったコンテンツ作りが可能です。

3.効果測定をして改善する

動画は作って終わりではなく、効果測定をして改善を続ける工夫が必要です。YouTubeなどを活用する場合、どのコンテンツがどれくらい視聴されているかなどのデータを収集できます。公開後のデータ分析を通じて、魅力的なコンテンツを制作するためのPDCA(Plan・Do・Check・Action)を繰り返しましょう。

4.インタラクティブ性を取り入れる

近年の動画配信における重要なキーワードとして「インタラクティブ(双方向)」があります。インタラクティブ性の高い動画では、配信側が一方的にコンテンツを提供するのではなく、視聴者側との相互コミュニケーションが可能です。動画を見た求職者がコメント欄で企業に質問できるようにするなど、双方向でコミュニケーションが可能になる工夫を取り入れましょう。

5.良い点ばかりを強調しすぎない

自社のアピールをしたいあまり、過剰に良い点ばかりを強調しすぎないようにしてください。動画で紹介された内容が事実と異なったり、過度に誇張されていたりするのは、求職者を欺く不誠実な対応です。採用後のミスマッチにもつながります。ちょっとダメな点をコミカルに紹介できれば、親近感につなげる効果も期待できます。表現や魅せ方を工夫しましょう。

採用動画の作成をするなら、「採用の窓口」を利用しましょう。本格テレビCMやWeb動画など、さまざまなプロモーションを利用できます。
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まとめ

動画コンテンツ市場がますます拡大する今日、採用動画は今後の採用活動で欠かせないツールです。また、就活生に対する調査結果から、採用動画がもたらす良い影響はすでに明らかとなっています。動画ならではのメリットを生かし、求職者の立場に寄り添う姿勢が、採用効果に影響します。求職者にとって魅力的な採用動画を広く公開し、自社の採用活動を盛り上げましょう。

採用に関するお悩みがある方は、採用の窓口までぜひご連絡ください。
採用の窓口を利用すれば、幅広い支援領域と手厚いサポートを選任のアドバイザーから受けられます。

 

 

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