理系学生の採用は難しい!採用のポイントやおすすめ媒体を紹介
「理系学生を新卒採用したいけど、どの求人媒体がおすすめなのか分からない…」
「理系学生の採用活動をしているけど、採用がうまくいかず応募も来ないため苦戦している」
そうお悩みの採用担当の皆さんは、ぜひ今回の記事をご覧ください。
記事内では理系の採用に適した求人媒体の紹介や、理系学生の特徴を解説しています。
注意ポイントを押さえながら採用活動をすれば、今よりより多くの理系学生にアプローチできるでしょう。理系学生の採用を成功させたい方は、必見の内容です。
理系学生の特徴3つ|実は採用が難しい!
理学学生とは、医学部や薬学部、理学部や工学部などで学ぶ理系専攻の学生です。
3年生の初夏にインターンシップを済ませ、4年生の春から推薦応募などでエントリーを開始するのが一般的といわれます。
その理由は、3年生の夏〜冬にかけて実習時間が多くなるためです。
理系学生は、実は文系学生より採用が難しいと言われてます。
その理由は主に以下の3つです。
- 自身で就活を行おうとしないケースが多い
- 優秀な層ほど大手企業を狙って就活をする
- 数が減少しており希少価値が高い
理系学生はそもそも人数が減少しているうえに、大学や研修室とつながりのある大手企業からの推薦で就職先を決めてしまいがちです。
能動的に企業探しをしない傾向があるため、企業側から積極的にアプローチしましょう。
理系学生の採用に適した求人媒体4選
難易度の高い理系学生の採用を成功させるために、おすすめな求人媒体を4つ紹介します。
- 理系就職エージェントneo
- ラボベース
- リクナビ就活エージェント
各求人媒体の特徴や、理系学生の採用に向いている理由をご紹介します。
1.理系就職エージェントneo
業界に先駆けて理系学生に絞ったエージェントサービスをスタートしたパイオニア的なサービスです。
独自の理系学生データベース『ちほりけ』を活用し、幅広い学生の集客に成功しています。
多数のマスコミで取り上げられた実績を持つため、学生への知名度が高いサービスなのも魅力です。
幅広い母集団の中から、自社にマッチする特定領域の学生をエージェント経由で厳選して採用したい企業におすすめです。
2.ラボベース
理系学生・研究者に特化した、専門性の高い求人媒体です。
全国の理系学生に対して、企業が直接アプローチできるダイレクトリクルーティングサービスを提供しています。
自ら積極的に就職活動を行わない理系学生を発掘できる、有効な採用手法といえるでしょう。
理系学生を大量採用するのではなく、少数精鋭で採用したい企業に最適といえます。
3.LinkedIn
全世界で7億人が登録している、世界最大級のビジネスSNSツールです。
海外の就職活動ではLinkedInを活用する企業・求職者が多く、日本でも採用活動で利用する企業が増えています。
リクルーターライセンスを取得すれば、自社の求める人材をリサーチし、直接アプローチできるでしょう。
自社情報を発信しつつ、直接人材にアプローチできるLinkedInは、カルチャーマッチする人材を低コストで採用できる効率的なツールです。
4.リクナビ就活エージェント
人材紹介で有名な「リクナビ就職エージェント」には、理系学生向けの求人サービスがあります。
新卒紹介サービスにおける企業利用数、学生利用数ともに業界1位を誇ります。
大手ならではの手厚いサポートも、リクナビ就活エージェントの魅力の一つです。
母集団形成力が高く、事務代行まで行ってくれる「リクナビ就職エージェント」は、企業にとって強い味方となるでしょう。
理系学生を採用するときに気をつけるべきポイント
理系学生を採用する際には、文系学生の採用とは異なる注意点が3つあります。
- 研究室や大学とのつながりを作る
- 企業のよさやメリットを積極的にアピールする
- 研究成果がアピールできる場を設ける
具体的なアクションを紹介します。
1.研究室や大学とのつながりを作る
従来からの学生獲得チャネルである「大学や研究室とのつながり」を強化すれば、理系学生の採用につなげやすくなります。
理系学生は大学からの推薦で就職先を探す傾向があるほか、OB・OGの存在を認知している企業へ就職活動をする傾向が強いからです。
人事部のみならず、幅広い理系社員の出身大学や研究室を把握し、関係強化に努めましょう。
2.企業の良さやメリットを積極的にアピールする
理系学生は、企業の待遇・給料が良く、業績も安定している企業に集まりがちです。
大手企業を狙って就職活動をする傾向が強いのも、待遇や安定を重視するためといえます。
まずは理系学生の就職先の候補として認知してもらえるよう、普段からの積極的な企業PRが重要です。
会社の広報やブランディングを見直し、新卒採用シーズンに限らない恒常的なPR活動に注力しましょう。
3.研究成果がアピールできる場を設ける
熱心に研究に取り組んでいる理系学生は、自分の研究内容の領域に強い愛着を持っています。
そのため、これまで得た知識や経験を活かせる仕事を探す傾向が強いです。
面接・エントリーシートに以下の内容を盛り込み、研究と業務のつながりを意識してもらう工夫をしましょう。
- どのような研究をしているのか
- その研究を行う社会的意義は何か
- なぜあなたはその研究を選んだのか
企業と学生のミスマッチも防ぎやすくなります。
まとめ
理系学生の採用には、理系ならではの就活事情を把握し、ポイントを抑えた採用活動が必要です。
希少価値の高い優秀な理系学生を採用できるよう、戦略的なPR活動、ツール選定、選考方法を検討しましょう。